仕事を放り出して、海を見に行った日

こんにちは

大窪航士(@angrykubo)です

突然ですがこんな文章をご存じですか?

 『もし仕事に行きたくなくなったら、そのまま反対の電車に乗って、
海を見に行くといいよ。

海辺の酒屋でビールとピーナツ買って、海岸に座って
陽に当たりながら飲むといいよ。

ビールが無くなったら、そのまま仰向けに寝ころんで、
流れる雲をずっと眺めるといいよ。

そんな穏やかな時間がキミを待ってるのに、何も無理して
仕事になんか行く必要ないよ。』

えぇ実践してやりましたよ

その時の事を思い出してみますね

もう無理だと思った

あれは夏の蒸し暑い日

僕は毎日追い詰められてて

ギリギリで生きていたときの話

 

電車に揺られ会社へ向かう途中

ウォークマンから音楽が聴こえてこない

大好きなはずのあの曲も雑踏と同じに

鳴ってるだけしゃべってるだけ

ガシャガシャいってるだけのただの高音と低音

 

「土曜なのになんで仕事してるんだろ」

「みんなこれから遊びに行くんだろうな」

「今日課長来るよな・・・」

 

「・・・頭が痛い」

「涙が出そうだ」

「もうだめかもしれない」

 

「しにたい」

「・・・しにたくない」

 

京浜東北線の電車は、東京駅に着いた。

会社へは有楽町駅で降りる。

あと一駅。

 

「もういやだ」

「もういやだ」

「ゆるして」

「ゆるしてください・・・」

「もう行きたくない・・・」

「いぎだぐない・・・」

 

「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」「いぎだぐない」

 

僕はこの頃ほんとうに参っていたんだ。

思い出したくないくらいに日々が真っ黒だった。

課長が来る度に、胃と心臓が口から出るんじゃないかってくらい

激しく動いて僕を苦しめた。

 

いっそ胃を使わなければいい、と食べないで1か月で10キロ痩せた事もある。

でもこの時僕は反対方向にも馬鹿だったんだ。

「もう行きたくない」

 

 

「・・・このまま終点まで行ったら大船か」

「そうだ!海行くか!( ゜∀゜ )

 

「いやいやだめでしょ・・・」ツギハユーラクチョー

「だめだよ後でもっと怒られる」ワスレモノニハゴチューイクダサイ

 

「ハァ・・・ハァ・・・」

少し過呼吸気味になりながら

「あと40秒座ったままで居たら会社に行けなくなる」

「あと35秒座ったままで居たら海を見に行ける」

「あと30秒座ったままで居たら・・・どんな顔をされるんだろう

 

どんなことを言われるんだろう」

「一生のうちで一番長い40秒だ・・・」

ぷしゅー ドアが閉まる

 

「ふっ・・・ふふうふはははははは!!!!」(心の声)

 

やった!

やってやったぞ!

ついに

ついに

会社をサボってやったぞ!!!

 

いやしかし無断欠勤はまずい(冷静)

電話もしたくないから、LINEでいいや

部下に「もう無理だからよろしく」っと・・・

 

よっし!海行くか!

・・・海行くか

 

その後茅ヶ崎まで行き

波を30分眺め

彼女と1時間電話して帰りました

付き合い始めた次の日に彼氏から

「仕事辛いから海に行った」などという狂った電話を

ちゃんと聞いてくれた事に本当に感謝してます

ありがとう嫁様

満足感はすごい

でも一時的です

結局次の日さらに行き辛くなる

海に行くのは前々から憧れてはいたものの、中々やれないでいました

なぜなら周りにとっちゃかなり迷惑な話だからです

会社に勤めてたらふつうはね

でも実際に行動に移してしまった人って

その正常な判断が出来ない程に何かを抱えてるんだと思うんです

 

でも

海、めっちゃ気持ちええぞ( ゜∀゜ )

もうどーでもよくなったらおすすめ

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